健康コラム

第5回目

NHK放送『初女さんのおむすび』

健康コラム

先日、久しぶりにNHKのBS2の番組を見ました。
アンコール放送だったのでご覧になった方もいるかもしれませんが、 『初女さんのおむすび~岩木山ろく・ぬくもりの食卓~』という放送があっていました。
青森の岩木山のふもとで『森のイスキア』と書かれた家で、佐藤初女さんという87歳のおばあさんが心に不安や迷いを感じた人を迎えて、一つ一つの食材を丁寧に扱い、こころを配りながら料理を作って一緒にいただくということを長く続けておられるとのこと。

1日か2日泊まって、帰りに初女さんが丹精こめてつくった梅干しを入れた海苔でつつんだおむすびのお弁当をもらって、その方たちは気持ちが軽くなって帰って行かれるのです。
初女さんは87歳という高齢ですからいろんな人生を歩いてこられたそうです。
中でも最もつらかったのは7年前、養護施設の運営をされていた大切な一人息子さんを55歳で亡くされたことでした
深い悲しみでしたがクリスチャンの初女さんは、自分にとって復活という言葉の意味を「亡くなった人が自分の心の中に生きていること、亡くなったことを悲しむのではなくその人が望んだことを思い出しながら生きていくことだ」と思うようになったとおっしゃっていました。
訪ねてきた人がいろんな悩みや不安を話されることを静かに聞きながら 「食べ物がいのちを持っていますから大切にいただいたら自分の命がきっと元気になりますよ」
と話されるのです。
「明日のこと、来年のことを不安に思うよりも今日、今やっていることを一つ一つ大切にしながら生きていくことです」と訪ねてきた方を抱きしめて送り出しておられました。とても感動しました。

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